2018年2月23日に本ウェブサイト公開の記念イベント「自然エネルギーデータ可視化が明らかにする事実と課題」を開催しました。
当日の映像は下記からご覧いただけます。
まず、本サイトの立ち上げを担当したISEP主任研究員・山下紀明が本サイトの特徴と使い方を示しました。続いて、ISEP所長・飯田哲也が電力会社ごとの需給管理状況の違い、政策提言に向けたポイントを解説しました。最後に、京都大学の安田陽先生が「透明性と送電線空容量問題 〜 市場の失敗と政府の失敗」と題してデータの透明性と公開の重要性、送電線の空容量問題について解説しました。
その後のディスカッションでは、自然エネルギーに関わる制度や情報公開、優先のあり方なども含めて議論されました。とくに本サイトの拡充については2つのコメントがありました。
- 電力の需給状況と電力市場のデータを合わせて表示できれば、自然エネルギーが電力価格に与える影響が見えるのではないか
- 連系線の使用状況を日本地図上に表示できないか
こうしたエネルギーデータの見える化アイデアをお持ちの方は、お問い合わせからぜひお送りください。