ある程度エクセルとエネルギーの知識があってミスがなければ難しい作業ではないですが、1人だけで作業するのはちょっと不安で簡単ではないです、というのが正直なところです。そのため、私たちはマニュアルを作って2人が同じ作業をして、誤りがないかを確認しています。
昨日は2017年10月から12月の「発電量の推移グラフ」のデータを更新していました。端的に言えば、各一般電気事業者のウェブサイトからデータをダウンロードして、フォーマットを統一して、エクセルにまとめるというだけです。
このサイトを見て、「自分でもエクセルなどで見える化をしてみよう!」という学生や研究者の方は、下記の点にご注意ください。
- 多くの電力会社のデータはMWh単位ですが、東京電力と四国電力では万kWh単位なので、単位を合わせる。
- 東北電力は発電源の並び順が他と異なるので、合わせる。
- 沖縄電力は原子力、地熱、揚水、連系線のデータがないので、合わせる。(2018年3月8日修正)
- 更新期間分のデータの出し方が各社異なり、今回で言えば2017年10月から12月分を独立してダウンロードできるもの、2017年4月からのデータと一体としているものなどがあるので、必要なデータを間違えないように取り出す(個人的には、更新分のみ分けてある方が作業は楽です)。
- 日付や時間の表記は各社異なり、1列に日付と時間が入っているもの、日付と時間で2列に分かれるものがあるので、合わせる。
一見ささいなことのように思えますが、多くの学生や研究者の方の手間を考えると、ミスが生じないよう、楽にデータが作れるよう公表の仕方を統一していくよう関係各所に提案していくことは有益と感じています。