自然エネルギー供給割合が電力需要に対して100%以上
この春、四国電力管内で自然エネルギー100%となる時間帯がありました!
ISEPは、一般送配電事業者から公開されている電力会社エリア毎の電力需給の実績データをもとに、国内の自然エネルギーの普及状況を分析いたしました。概要は下記2点です。
- 四国電力の自然エネルギー供給割合がピーク時(2018年5月20日10時から12時)に電力需要に対して最大100%以上に達しました。1日平均でも52%に達しています(うち太陽光24%)。
- 九州電力では、ピーク時(2018年5月3日12時台)に太陽光発電が電力需要の81%に達し、自然エネルギー比率では最大96%に達しました。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
2017年度は、1時間データで自然エネルギー割合(水力込み)が最も高かったのは、やはり四国電力の2018年3月25日12時台で87.8%でした。2017年度に同データが80%を超えていたのは、他に北陸電力(2017年5月14日14時台、81.7%)、九州電力(2017年5月14日11時台、86.9%)でした。今後、自然エネルギー割合100%を超える地域はどこで、いつになるかと考えていましたが、想定より早くニュースが届きました。
今後も、こうした記録はどんどん増えていくでしょうから、ISEP Energy Chartでは引き続き発信を行っていきます。
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Shikoku20180520
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